第7章 費用逓減の経済学 3
1 開発主義における政治と経済 3
2 新古典派的な費用逓減分析 14
3 幼稚産業に代わるもの 28
4 費用逓減の反古典的分析 53
第8章 システムとしての開発主義 87
1 産業政策 87
2 開発主義の政策体系 98
3 非開発主義的な失敗例 125
4 開発主義と古典的な経済自由主義 137
第9章 国際経済の多相化 157
1 開発主義の国際的含意 157
2 国際公共財の再検討1 168
3 国際公共財の再検討2 189
4 国際的産業政策の可能性 210
第10章 新しい国際システムのシナリオ―多相的な自由主義のルール 227
1 ナショナリズムの経験の再検討 227
2 ナショナリズムを引き継ぐもの 236
3 地域的安全保障同盟の可能性 253
4 経済連合の多様性 276
5 新しい経済自由主義のルール 292
第11章 技術·経営·議会政―三つの問題点の覚え書 329
1 技術発展の視角から 329
2 日本企業の異質性の視点から1 367
3 日本企業の異質性の視点から2 394
4 民主主義批判の視点から 430
第12章 理解についての理解 469
1 文化説明の三つの型 469
2 若干の哲学的準備 476
3 日本文化のいわゆる「曖味性」 509