1 構造改革とは何だったのか 1
政治権力の行き過ぎが生み出す災害 2
「対立をあおる冷たい政治」か「温かい政治」 17
「抵抗勢力」とは何だったのか 22
2 財政赤字の呪縛 31
財政再建至上主義の魔力 32
孔子の「中庸」論に学ぶ 45
二つの道 49
3 公共事業必要論 55
根強い偏見 56
「無駄な公共事業」論の行き過ぎ 67
公共投資の必要性 81
広く会議を興し万機会論に決すべし 104
4 地方再生なくして日本再興なし 111
「国家の実力は地方に存する」 112
東京と地方の格差の拡大 118
北海道「熊の道」の真実 130
大阪·仙台と東京 134
地方重視の政治が日本を救う 140
5 道路交通網の整備が日本を救う 147
道は社会の源である 148
全国に広がる「道の駅」 152
アクアラインは日本が世界に誇る最先端技術の成果 157
6 水は人間社会の命である 171
「水」は万物の根源である 172
二一世紀は「水の世紀」 176
7 日本再生のための政治経済論 185
「グローバリズムへの盲従が日本を滅ぼす」 186
ケインズ理論とグローバリズム 191
デフレ克服のための経済政策のあり方 205
8 技術者道と老子の「三宝」 213
老子の「三宝」と技術者の人生観 214
老子哲学と柔軟な技術者精神 220
付論①二一世紀の政治と老子思想 223
付論②政治のあり方とと老子思想 227
付論③伊藤整の「極端から極端」論に学ぶ 235
あとがき 243