第1章 文明興亡の法則 7
終焉した文明としての中国 8
凋落と衰退と墜落の道 12
同時多発する諸文明の興亡 18
偉大なる革命者マホメット 21
凡庸で幼児的な主張の危険性 33
第2章 日本文明とはいったい何か 37
日本文明の生命力の謎 38
古代文明と一次元敵情報処理 42
「資本論」の決定的誤謬 45
個人が情報を処理しない社会 49
市場社会と情報社会 51
集団戦闘に適した情報処理形態 53
西ヨーロッパと日本はどこが違うのか 56
第3章 日本文明は、どこから衰退を開始するのか 61
自壊する文明の構造―マクロとミクロのあやまった交錯 62
システムの崩壊と電脳社会の病い 70
情報処理の未熟な民族 77
「個人だは人間だない」日本人 85
全体的システムの安き偽善 97
破壊する大都会 107
第4章 日本の自殺 117
遍在する判断の幼児化傾向 118
日本共産党支持者の愚昧 127
無限の要求の行きつくところ 131
安易な「正義」と混乱の予兆 135
第5章 報道メディアの自殺的衰弱 141
滅亡の都から 142
日本の思想の決定的弱点 145
文明崩壊の法則 149
開かなばならぬ「精神世界」 154
インカと日本の滅亡 160
日本における報道およびマスメディアの自殺行為 161
「社会派」女史の凡庸 176
安物の正義は思考停止を許容する 180
第6章 コンピュータが時代にもたらすもの 187
脱メディアの超情報化社会 188
ハイテクが文明的基盤を突き崩す 196
第7章 何をなすべきか 215
地球文明としての日本国家の構想 216
次代を迎える社会システム 226
認識と決意 231
あとがき 235